Photo: 「無敵の心身」
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不快に思う基準
私の友人は、学生の頃に自分の祖母が痴呆症(今では認知症と言うのだそうですが)になり、下の世話をした事があると話してくれました。
その頃の彼女の祖母は痴呆の初期の段階であり、身体を支えて寝床近くにある簡易トイレに座らせ、用を足したあとの小水をトイレに捨てに行くくらいで、紙で拭くという行為はまだ自分で出来ていたそうです。
そして、彼女を孫であると認識していた時間もまだ存在しており、その時に彼女は祖母から申し訳ないと何度も言われたそうです。
しかし、彼女は全く嫌だともやりたくないとも思っていなかったと言っていました。

S嬢さんのブログを読み、先にご紹介した彼女の話を思い出したわけですが、S嬢さんの書かれていた事は排泄物を笑いの種にする風潮の話題であり、私が思い出した事とは必ずしも関連があるというわけではありません。(参照:S嬢のPC日記:課せられた「宿題」
ただ、話を聞かせてくれた友人もそしてこの私もお笑いというものがことのほか好きで、考えてみたら排泄物とか下ネタで笑いを取るお笑いもあるなあと思い出したのです。

私は、子供の頃からお笑いというものが好きで、下らないものから下品なものまでそれほど嫌いに思う事はありませんでした。
たとえば、漫画などでも、子供というものは下ネタや下品な話がとても好きな傾向があり、すぐに「うんこ」とか「おしっこ」とかを恥ずかしげも無く大勢の前で連発します。
友人は結婚しており子供もいますが、その子供も幼い頃は「うんこ」「おしっこ」「おちんちん」という言葉ばかり言っていたと嘆いていました。
子供というものはそういうものなのだと彼女も分かってはいたそうですが、それでも矢張り我が子に他人の前でそのような言葉は言ってほしくないと思ったという事でしたから。

私はS嬢さんが言われているように、排泄物を笑うという行為が、必ずしも障害や介護を必要とする者が存在しないという人の行為であるとは思わないのです。
勿論、そういう介護の必要な身内に対しては不用意な言葉は言ってはならない、笑ってはならないという気持ちは、全ての者とは言えないまでも、大多数の方が知ってはいると思うのです。
現に、S嬢さんの所にトラックバックを送って来られた方は丁寧にお詫びをしているという事でありますから、悪戯に排泄物を笑いの種にしているというわけではないと私は思いました。

そうは言っても、S嬢さんの控えめな抗議があったからこそ、相手の方も「安易に扱っては傷付く者もいるのだな」と初めて気付いたのかもしれません。それはただ第三者である私には憶測の域を出ないわけなので、本当なのかどうかは分からないわけですが。

S嬢さんが、ご自分の課題について「やるべきはこととは」と言われているのですが、矢張り何かの事象で自分はこう思ったと正直に書く事が大切なのではないでしょうか。
排泄物で笑う人種の中には、「こういう風に不快に思うのですよ」と訴えたとしても通じない愚か者もいるでしょうが、全く通じない人ばかりではないと思うのです。
不快に思う基準は人それぞれなので、正直に「私はこう思ったのです」と言う事は間違った事ではないと私は思います。

「大人な態度とは」に関して巷では様々な議論が為されているようですが、「大人の態度とはこうである」とは誰にも断言は出来ないものです。それは皆さんご承知だと思うのですが、時々「こうである」と断言されている方がいて、それはそれで構わないとは思うのですが、書き方一つで相手の心を逆撫でしないで済むのにと私は思うのですがね。
そして、私は、S嬢さんは読む側に逆撫でを起こさせない書き方をされているなあと感心しました。ご本人も声高に何かを言うわけではないようですし、何かを否定した書き方をされていても、穏やかに読む事が出来るのですね。

これが「大人な態度」なのかなと私は思いました。
コメント
この記事へのコメント
古くは
「全員集合」がそれでしたね。私たち子供は喜んで見ていたものです。
そして今、娘がまさに「うんち」「おちっこ」「おちんちん」状態(笑)

あれは、大きい子に影響されているんだと思うんですが、言ったときの大人の反応を見ているようなところがあります。
だから、「いけない」といっても分からない(それが「下品である」というのを二歳の子に説明するのはむつかしい)だろうから、普通に話を続けるか、無視するかして、本人があきるのを待っています。
まあ、トイレトレーニングの真っ最中でもあるんで、興味もあるんでしょうが…

子供はそういう言葉が恥ずかしいことを学んでいきます。それまでは、他意はないと私は思っています。(大人になっても排泄物関連で笑うのはちょっとどうかと…ネタの取り上げ方にもよりますが)さすがに「クレヨンしんちゃん」は見せたくないと思いますが…

わたしも夫も排泄物の話(今日は出ないとか)をしますが、そのときに、「笑い」とか「恥」という概念はありませんね。食べる以上出るのは当たり前ですものね。そして当然ですが、娘の「うんち」をかえるのをイヤだと思ったことはありません。
2005/05/13(金) 01:07:23 | URL | ぶんだば #XyRt/Vrw[ 編集]
確かに、子供達は大人の反応で「これはいいぞ」と思うとしつこく言い続けますよね。

記事に書いた私の友人の旦那さんは、子供のオムツを換えてくれなかったと言っていましたよ。
彼女の旦那さんはまだ「おしっこ」のオムツは換えてくれていたみたいですが、「うんこ」は絶対に嫌だと言っていたそうです。
2005/05/13(金) 11:51:49 | URL | 縞瑪瑙 #XWELPq6Y[ 編集]
話がずれて申し訳ないのですが
僕が不快なのは、
「不快に思う基準」は人それぞれなのに、それを「万人が不快なこと」として、文句を言う輩です。
2005/05/14(土) 00:35:35 | URL | えっけん #-[ 編集]
話ずれました
うちの相方はうんちも換えます。
が、においに敏感で、以前彼女が便秘をしていて薬を飲んで出していたとき、その異様なにおいに反応して、換えながら吐いたことがあります。私は(マジで吐くか?娘のうんちに!)と思いました(汗)

えっけんさん、こんなところでご無沙汰してます~

そんなような記事、書いてらっしゃいませんでしたっけ?
私もよく「え?私の意見を書いただけなのに」て場所で絡まれたりしますが、自分に当てはまると「不快だ」とみんなに思われた、と思って抗議をする人というのは、えっけんさんのところに多数いらっしゃるのでは?
2005/05/14(土) 01:05:41 | URL | ぶんだば #XyRt/Vrw[ 編集]
こんにちは
丁寧に取り上げていただき、感謝です。
そうか、このような解釈になるのだな、と興味深く読ませていただきました。

この件に関してなんですが。
感じたことに関しての文章は、「ウンコ」というワードでトラックバックをつけるということだったのです。
ネタとしての「ウンコ」には、特に異論は無いのですよ。
実際、一件目のトラックバックは削除はしていなかったので。
さすがに二件、「ウンコ」でトラックバックが来ると、これは止めなければ、と思いました。
トラックバック欄に「ウンコ」ばかり増えていっても・・・というのもありましたし、自分のあげた元記事の主旨を自分が大事にしなければというのもありましたしね。
ワードのみのトラックバックはもともと、あまり歓迎したくないというところで、「ウンコ」のトラックバックばかり増えていくのはいかんともしがたいと思ったというか。
だから「ウンコで笑う」というコト自体が、傷つくとか、そういうことでもないのです。
どうも最初の記事でついたトラックバックは、「ウンコというワードを記事上に入れるとアクセス数が上がる」という説に従ったようでしたし。
その後にこの方は、この種の説で別の説に従って「オナニーというワードを記事上に入れるとアクセス数が上がる」ということを実践したようで。
これがものすごくおかしい記事で、わたしは純粋に大笑いしました。

トラックバックがついたわたしの「ウンコ」の記事ですが。
このコメント欄にも「ウンコ」のワードがたくさん出てきていまして。
二個目のトラックバックされた記事は、「記事内のウンコというワードの出現回数を笑う」という記事で、わたしの記事を例に出し、「コメント欄にまでウンコのワードが炸裂」という内容になっていました。
そうですね。
これはちょっと気になったといえば気になった。
特に「ゆき」との対話部分です。

ちょっと丁寧にお話しすれば、「ゆき」の第一子は「気管切開、胃ロウ、人工肛門」です。
単純に言えば、呼吸、食事、排泄、その全てがケアによって成り立っています。
栄養は経管栄養で、排泄も管から排泄されます。
母親の睡眠時間は、連続の最長が一日3~4時間程度です。
こうした子どもはたいがいにおいて、反応がゆったりしていてケアしやすいといえばしやすいのですが、「ゆき」の子どもは自我がとてもはっきりしている子どもで。
快・不快の感情を手や足を乱暴に動かすことで表現するので、「ゆき」はよく殴られたり蹴られたりします。
彼女に出会ったのは、この状態が最もひどい時で、夜中に自分の境遇に泣き叫んだ翌朝の午前中に、わたしは「ウンコ手づかみ」の話をした。
そのときの思い出話が、この記事のコメント欄に出てきている。
その辺の状況と、その会話の中の「ウンコの出現回数をカウントする」というのは、確かに違和感はありましたね。
でも、それはトラックバック記事をあげた人とは、もう関係の無いことであって。
でも、その関係の無いことを、どうチャンスにして思考していくか。
そんなことも考えたのでありました。

長文、ごめんなさい。
こんな長文になるのなら、記事上げでトラックバックが良いのでしょうが、トラックバックを送った方をさらに追いつめるような感じになるのは避けたかったので、こちらに甘えさせていただきます。
2005/05/14(土) 11:57:47 | URL | S嬢 #sCdCES4I[ 編集]
>えっけんさん

ご安心ください、話はずれていませんよ。

「俺が不快だから止めろ」と言うのなら不快に思わないと確か仰っていましたよね。
「みんなが不快に思うから」と言うのも、恐らく「俺が俺が」と言う事自体が不快に思われるのではないかという気持ちから出た言葉なのではないでしょうか。
そうは言っても、自分だけではないぞというお墨付きが欲しいという気持ちだけからなのかもしれませんが。

以前、私もあるサイトの管理人さんが呟いていた事に対して「そんな事を書くと、傷付く人がいますよ。書かない方がいいですよ」と忠告した事があります。実は、実際にそういう声を聞いた事があったのですが、その方が書かれた事で傷付いたわけではなく、他の方が似たような事を書いていてそれで傷付いたのを見ていましたので忠告してしまったのです。
忠告してしまった方の呟いていた事はサイトに関するグチではあったのですが、確かにそれは多くの方が日頃から心苦しく思っていたものでありました。ただ、私はその方が言われていた悩みは感じた事がなく、完全に自分の事ではなく、心を痛めている方の代弁者として忠告してしまったのです。
これも今思うと傲慢な行動だったなと思っています。
自分が傷付いているわけではないのに他人の代わりに何か物申すというのも間違った事かなと今は思いますが、えっけさんはどう思われますでしょうか。


>ぶんだばさん

ご紹介した彼女の旦那さんも匂いが駄目だったらしいですよ。
同じように子供が具合を悪くして吐いた時も全く役立たずで腹が立ったと言っていました。
匂いで自分も吐きそうになっても誰も片付けてくれる人はいないので、自分で片付けるしかないのだと泣きそうになったという事です。母親とは大変なものなのですね。


>S嬢さん

ワードでトラックバックを送る事自体は私は否定はしていません。
私が読んでみてのその時の感想で良し悪しを決めたいので、取り合えず送って下さればとは思っております。
もっとも、私の所にトラックバックをして来るのはぶんだばさんくらいなものですが。(笑

ゆきさんというのは「ウンコに見る距離感」のコメントに書き込みされた方ですね。
その記事はコメント込みでざっと読んだ覚えがありましたが、細部まで覚えていませんでした。
そうなのですか、子供さんがそういう大変な状態なのですね。
他の方はどう思われるか分かりませんが、私は別に記事やコメントに「ウンコ」という文字が沢山出ていても不快に思う事はありません。
しかし、以前、知り合いの掲示板で「生理」の言葉が飛び交っていたら、管理人さんがたしなめたという出来事がありましたね。管理人さん自体は別に気にはしないと言っていましたが、男性も見ているのであまり下ネタで賑わうのは困るという事でした。
矢張り、そういう話題が飛び交うのは多くの方が嫌がるという事なのでしょう。

ところで、あなたがコメントで仰っていた「エピソード記憶」は興味深く思いました。
そして、あなたが書かれていたような記憶の蘇り方を私も経験した事があるなと思い出しました。

話を戻しますが、あなたが「ウンコ」の発展系として上げられていた記事は私ももっともだと思いましたが、これも人によってはトラックバックを送るほどのものなのだろうかと考える人はいると思うのです。
送ってみなければ相手の心に叶うかどうかは分からない、それがトラックバックというものなのでしょうね。
そして、叶うかどうかを知るには、相手の事をある程度は知っておかないと要らぬ諍いにも発展してしまうのでしょう。
それもあって、私がトラックバックを送る側に立った時に躊躇してまうのです。

それから、長文の書き込みは私は不快ではありません。
わざわざトラックバックをするほどでもありませんし、あなたが相手の方を追い詰めたくないという気持ちも分かりますのでご安心下さい。
此方こそ、わさわざ書き込みに来て下さって有難うございました。そして、此処でお礼を述べさせて頂きますが、私の記事をSmemoで取り上げてくださり、有難うございました。
此れからも宜しくお願い致します。
2005/05/14(土) 14:01:45 | URL | 縞瑪瑙 #XWELPq6Y[ 編集]
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