Photo: 「無敵の心身」
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眠れぬ夜の戯れ言
「人の存在自体が詩なのです」と、あなたはかつて私にそう言った。生きている存在自体が詩なのだと。場合によってはもうこの世にいなくなった人の存在さえも詩なのだと。そんなあなたは何時も儚い存在だった。あなた程、儚いという言葉から程遠い人はいないというのに。何故か私の感じるあなたは儚く寂しい存在でもあったのだ。

私はあなたの「独白」を心から愛した。私は言葉に何時も飢えていたからだ。私に溢れるほどの言葉を浴びせてくれるそんな存在を求め、この電脳の世界を毎夜毎夜彷徨ったものだったのだから。そんな時に見つけた宝物があなただった。だが、あなたは、触れると消えゆく淡雪のような存在でもあった。私などが汚してはいけない。決して触ってはいけなかったのだ。だがしかし、私は飽くなき欲望の持ち主でもあった。

あなたの綴りが読みたい。とても強くそう思った。

だから、あなたを引き止めたいと思ってしまった。それは私の我侭だった。人を支配しようとした私は罪深き人間だ。私は決して手を伸ばしてはいけなかったのだ。私の手を取った人はことごとく不幸になる。私は誰をも幸せに出来ぬ存在。とは言え、誰も私の手を取るものはいないだろう。其れもまた真実。

「目的を持つに至る自分を見つめた日々」を持つ放浪の旅人よ。あなたの目的は見つけられたか?いや、たとえ見つけたとしても、あなたはきっとまた旅路についてしまうのだろう。私は一人砂塵の彼方に佇んでいる。砂の衣か鎧を纏い、あなたの消え去った果てをじっと見詰め続けるのみ。

そして、見上げる其処には青空が広がっている。
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