Photo: 「無敵の心身」
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
迷宮の詩人へ
「なぜ愛を歌うのか、どこに愛はあるのか…それがわからないから歌うのだ。わかってしまったらもう歌えない」と君は言った。「私の詩が誰かの心を動かすというのなら、それは私が何も知らないからだ」と。

彼は「君が蜃気楼だと歌えるのだ」と言っていた。君の言葉を「深い」と言っていたが、奇しくも他の者に其の言葉を言われた事があったね。君の何処が深いのか私にはわからぬ。だが彼は知っていたのかもしれない。本当は君は浅過ぎる人間なのだと。知り合って間もない君を傷付けたくなくて、彼はそう言ったのかもしれない。

君と彼は裏表のある人間。同じ種類の人間。彼は自身が言うように確かに狡い人間なのかもしれないが、君も彼と同じ狡い人間なのだ。もしかしたら彼よりもっとずっと狡い人間なのかもしれない。いや、君じゃなく私が一番狡いのだろう。

錯覚と言う迷路に嵌まり込んだ彼は其処から抜け出せただろうか。彼が世に送り出した物は彼女の手にしっかりと残された。彼の残した軌跡を君は何度も読み返しては泣き腫らす。何も無いからじゃなく、全てが其処には詰め込まれているから。

そう、青い草原には何も無いわけじゃない。愛が溢れているのだ。君達が望んだ愛が其処に。


彼は君を変わったと思うだろうか。君を「変わっていくかもしれないが楽しみだ」と言ってくれた彼は、今でもじっと君を見詰めているのだろうか。そうであればいいと私は思っているよ。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

  

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。