Photo: 「無敵の心身」
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求め
ああ、わかっていたことだよ。
あなたがそうするということはわかっていた。

交流が苦手だと言うあなた。
私が何故あなたから離れたか、きっとあなたにはわからないだろう。
わからないでいいよ。
教えるつもりはないから。
あなたも肝心なことを教えてくれないから。

私は全てを見せて欲しい人間だった。
それを望む事は馬鹿げたことであるとわかっていて、私は手を伸ばし続けていたのだ。

何度も何度もあなたは私の前から姿を消した。
確かに今度は消えるわけじゃない。
だが同じ事だ。
あなたとあの人の空間は偶然見つけただけだった。
見つけなければよかったと今は思うよ。

あなたは欲しがってくれと声にならない声で叫んでいたが、私の方こそ「私を欲しがってくれ」と叫んでいたのだ。
そんな二人だから、遅かれ早かれ離れなければならない事もわかっていた。

あなたはずっとその場所で呟き続けてくれると信じたかった。
信じたかったが、いつかはこんな日が来る事も予感していた。
私が声をかけ続ければよかったのか?
私ならそれが出来る。
出来るが、あなたを慕う人たちを思うとそれは出来ないことだ。
それに、たぶん声をかけ続ければ、あの人と同じように私を拒絶するかもしれない。それはわからないが、そんな気がしているよ。

届けて欲しかった。
あなたの言葉を。
私はいつも言葉を欲しがっている。

それをわかってくれていたと思っていたのに───
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